原因1
歯磨きが上手くできない
原因の1つには「歯磨きが上手くできない」ということが挙げられます。歯磨きは、ただ歯ブラシで歯をこすればいいというものではありません。きちんと歯垢(プラーク)を落とすためには適切な磨き方、つまり技術が必要です。子どもの場合、その技術を身につけていないため、口内の清掃が不充分になってしまうのです。
原因2
乳歯のエナメル質や象牙質の薄さ
2つ目の原因には「乳歯は永久歯に比べてエナメル質も象牙質も薄い」という点が挙げられます。永久歯の半分ほどの厚みしかない乳歯のエナメル質や象牙質は、あっという間に虫歯菌に浸食され、神経まで達してしまうのです。
原因3
食べカスが溜まりやすい
3つ目の原因は「乳歯は食べカスが溜まりやすい」という点です。特に乳歯の奥歯の溝は清掃が不完全となり、虫歯菌が繁殖し、酸を出しやすい環境を作ってしまうのです。